DPD及びDPRマフラー

イスズのエルフを参考にしたDPDの説明

投稿日:2020年3月22日 更新日:

DPDとは

DPDシステムはエンジンから排出される

PM(粒子状物質)をフィルターで捕集し燃焼

させることで排出ガスをクリーンにする

システムです。

フィルター内に推積するPMは排気温度センサー

で温度を検出しながら燃料噴射量や排気ガスを

制御し酸化触媒の温度を上昇させてPMを

燃焼することでDPDが再生します。

DPD再生の種類

  • 自己再生

走行中の排気ガスによる自己燃焼です。

フィルターに溜まったPMは高温の排気ガス

で自己燃焼しますがエンジン負荷が少ない

走行状態では排気ガス温度が十分に上がらない

ためフィルター部にPMが徐々に推積します。

  • 自動再生

排気温度が高くなる状況下で使用した場合

でも約300㎞毎に再生します。

またフィルター部のPM推積状態を差圧

センサーで検知し一定のレベルを超えると

排気温度を上げてPMを燃焼する。

  • 任意再生

DPD手動再生表示(橙)が点滅または

「DPDスイッチ押してください」表示がない

状態でもDPD再生が実施できる機能です。

前回再生完了から4JJ1は45㎞/4HK1は

120㎞以上走行後に一定のフィルター目詰まり

具合に達した場合に再生可能になります。

  • 手動再生

配送業務等で自動再生の途中で中止した場合と

長時間のアイドリングや渋滞を中心とした

使用状況で自動再生が頻繁に実施されると

マルチインジケータはDPD手動再生表示灯(橙)

をマルチディスプレイは「DPDスイッチ押し

てください」を点灯させ手動再生を促します。

インジケーターの点滅にはゆっくり点滅と

早い点滅がありゆっくり点滅は50㎞以内の

手動再生で早い点滅はすみやかに手動再生の

実施が必要です。

安全な場所に停車してアイドリング状態でDPD

スイッチを押すと再生が始まり約15~20分で

DPD再生は終了します。

再生を行わずにそのまま走行を続けるとエンジン

チェックランプがついてDTCが検出されると同時に

セーフモードになり手動再生ができなくなります。

  • 強制再生

スキャンツールを使いECMによる燃料噴射や

排気ブレーキ及び排気スロットルを制御し

排気ガス温度を強制的に上昇させフィルターに

溜まったPMを燃焼する。

再生時における排気ブレーキ及び排気スロットル

の閉作動は車両停止時にのみ行われる。

総論

イスズのエルフを参考にしましたが基本的

にはどの車種も同じだと思います。

参考までにどうぞ。

DPD,DPF、DPRの説明はこちらから

故障事例

イスズのエルフ DPD再生中にサブタンクの水が溢れて水温計上がる

イスズのギガDPDランプ点滅 DPDのOHしても直らず

イスズのフォワードDPD自動再生頻繁になる

イスズのエルフ DPD再生中にアイドリング上がらない原因を考察

トラック整備 見出し2



トラック整備 見出し2



-DPD及びDPRマフラー

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