- 目次
- 車軸の各センサー説明
- 停車状態から車軸張り出し
- 車軸格納から走行状態
- 総論
車軸の各センサー説明
車軸の作動は各部位にあるセンサーで
制御されています。
- アウトリガーの格納センサー
アウトリガーの伸縮の動きでセンサー
が車両が地面に付いているのか
上がっているのかを判断する。
上がっていれば車軸のロック解除が
作動できる
- 車軸ロックセンサー
車軸がロックしているのか解除している
のかを判断する。
アウトリガーの格納センサーから車両が
上がっているのと車軸が格納されている
信号がある時のみロック及び解除をでき
るようになる
- 車軸格納センサー
車軸が格納されているか判断する。
アウトリガーからの車両が上がっている
信号があり車軸ロックが解除していれば
車軸の伸縮が作動できる。
上記の三か所のセンサーが正常に作動す
ることによって車軸の伸縮ができます。
停車状態から車軸の張り出し
① 作業用電源を入れる
② エアサスコントロールの下を押して
エアーを抜く。
③ アウトリガーを伸ばす
アウトリガーをしっかり伸ばすと
アウトリガーの格納センサーが作動し
車両がしっかり上げられていると判断し
ます。
④ 車軸ロック解除
アウトリガー格納センサーからの信号で
車軸ロックが作動できるようになります。
車軸ロックの解除ボタンを押して
左右の車軸ロックを解除すると
車軸ロックセンサーが解除したと
判断します。
この時アウトリガー格納センサー
が作動してないと車軸ロックの
作動ができません。
⑤ 車軸を伸ばす
車軸ロックが解除されているので
車軸を伸ばします。
アウトリガーセンサーの車両が上がっている
信号がないと作動しません。
車軸が伸びた状態だと車軸格納センサーが
働いて車軸ロックができません。
車軸格納から走行状態
① 車軸を格納する
アウトリガーからの車両が上がっている
信号で作動できるようになる。
格納後に車軸格納センサーが働いて車軸
ロックが作動できるようになる。
②左右の車軸ロックをする
車軸格納センサーの格納信号とアウトリガー
格納センサーからの車両があがっている信号で
作動できるようになる。
③アウトリガーを降ろす
車軸ロックセンサーからのロック信号で
アウトリガーを降ろすことができる。
④作業用電源を切る
総論
メインとしてアウトリガーの格納センサー
が正常であることが大事です。
アウトリガーが動いてもセンサーが不良だと
車軸が動きません。非常回路により強制的に
動かすこともできますがあまりお勧めしません。
作動手順を間違えると壊してしまうからです。
非常回路の使い方はこちらからお願いします。
間違いもあるかもしれませんが参考までにどうぞ。