トラック整備

三菱ふそう大型トラック6R10エンジン、EGRクーラー取り外し方法

投稿日:2020年2月24日 更新日:

EGRクーラーはE/Gの右の前にあります。

  • ラジエーターとエアコンプレッサードレーンから水を抜きます。

40リットル近く抜けます。

  • 右側インタークーラーパイプを外す

右側のインタークーラーホースの前側バンド2本を緩めて

マイナスドライバー等をホースの隙間に差し込んで

隙間からスプレーのラバーグリス等入れて固着をとります

インタークーラーパイプとターボのつないでるホースを外し

取り付け部を緩めて外します。

  • 右側ヒーターホースの上のカバーを外しホースを外します。

取り付けを緩めて外します。

ヒーターホースのバンド緩めてホースを外します。

  • エアクリーナからターボに入っているダクトとホースを外します。

エアダクト上部からエアーコンプレッサーについている

ホースの輪っかを握って爪を起こして抜きます。

ヘッドカバーのブラケットにクランプされているので

ブラケットごと外します。

ヘッドカバーブラケットにはEGRクーラーにつく

水パイプのクランプもあるので外します。

エアダクトの下側のブラケットを外します。

エアクリーナ側のホースとターボ側のホースバンドを外して

取り付けのボルト緩めてダクトを抜きます。

  • U字エキパイを外す

EGRクーラーとエキマニ間のパイプのバンドをヘキサゴンを使って

2個所緩めて外します。

  • 前側ウォーターダクトまわりを取り外し

ラジエーターアッパーホースを外します。

後ろ側の水パイプとパイプクランプ・ブラケットを外します。

水パイプのフレアナットを少し緩めターボ側のIボルトを緩めて

クランプを外して両方緩めて、パイプを外します。

緩めるときにパイプが捻じれてしまわないか見ながら緩めます。

捻じれると亀裂が入り水漏れしてパイプ交換になります。

Iボルトは種類があるのでわかるようにしてをきましょう。

ブラケットを外します。取り付けのボルトの上側は

EGRクーラーの取り付けボルトととも締めです。

  • ファンベルトを外します 

  EGRクーラーの取り付けのボルトが緩められないので

オートテンショナーの後ろ側にショートのジョイントと

ラチェットを入れて下側にこじりベルトを緩めて外します。

  • クーラーコンプレッサーを外します。

取り付けのボルト4本緩めて外し、

ボルトの長さがあるので注意します。

配線が引っ張られないように下側に置きます。

  • エキマニ遮熱版を外します。

エキマニの遮熱版のカバーが前・中・後の

3か所で別れて着いてるので各ボルト緩めて外します。

  • EGRクーラーに付く水パイプを外します。

前上側のIボルトを緩めて外し、タペットカバー上部に付く

ブラケットのナットも外しブラケットごとどかします。

後ろ側の上と下にも水パイプがあるのでIボルトを緩めて

外します。Iボルトの種類に注意してください。

上側のパイプのクランプを外してパイプを

EGRクーラーの取り外し時に邪魔にならないようにずらします。

フレアナットの水パイプも2本外してクランプを緩めて

邪魔にならないようにずらします。

細いパイプなので少しぐらいなら曲げても平気です。

  • E/G前側にあるラジエーターとE/Gをつなぐステーとブラケットを外します。

ラジエーターからサブタンクに行く細いホース2本を外して

ラジエーター側のボルト3本とファンシュラウドの上部ボルト2本外し

EGRパイプブラケットの取り付けボルト4本を緩めて外します。

  • EGRクーラーからインテークに付いているパイプと

 ウォーターポンプケースからEGRクーラーに入る水パイプを外します。

左側EGRパイプのフランジ部のボルトを外して、

インテーク側差し込みから抜きます。

EGRパイプブラケット上側配線コネクターとEGRクーラー前側についてる

水温センサーコネクターとプラスチッククランプを外します。

ウォーターポンプブロックからEGRクーラーに入る

水パイプの短いホースのバンドを緩めます。

水パイプとEGRクーラーの差し込み部のステーボルトを外して

EGRパイプブラケットの取り付けを外して

ブラケットと水パイプを一緒に外します。少し重いです。

  • EGRクーラーを外す

EGRクーラー取り付けボルトを外します。

前側ウォーターダクトの取り付けとEGRクーラーの取り付け部は

とも締めのところがあるのでウォーターダクトを外します。

EGRクーラーの取り付けボルトの真ん中あたりは

下側からメガネとスパナで緩めます。相当やりにくいです。

EGRクーラーの取り付けボルトを全部外したら、

バール等でこじり、固着をとり上に抜きます。

かなり重いうえに抜けきらなかった水が出てきますので

注意してください。

EGRクーラーの取り付けボルトの真ん中はボルトが

エキマニにあたって取れないので、中に入れたまま抜きます

印をしておいて入れるときに先にボルトを入れて

EGRクーラーを付けましょう。

あいまいなところもありますが参考になればと思います。

トラック整備 見出し2



トラック整備 見出し2



-トラック整備

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

エアータンクにオイル混入がおきる原因を考察

目次 1 主に考えられる原因 2 各部品ごとに説明 3 おすすめ整備順序 4 まとめ 1 主に考えられる原因 1 エアドライヤー 2 エアコンプレッサー 3 E/G本体 2 各部品ごとに説明 1 エア …

ブレーキチャンバーピギーパック交換方法

目次 1 構造説明 1-1 サービスチャンバーの作動 1-2 ピギーパックの作動 2 交換前の注意事項 3 交換手順 1 構造説明 ブレーキチャンバーASSYは圧縮エアーを使って パーキングブレーキと …

三菱ふそう4トントラック クラッチブースター交換

クラッチブースターの取り外し ① クラッチブースターのエアーホースを外す クラッチブースターの上部に付いているT型の ニップルをスパナで押さえ①のエアーホースの ナットを緩めて外す。 ホースの先端のテ …

イスズ フォワード エアドライヤーリンク品交換

エアドライヤー取り外し 基本としてはエアータンクからエアーを抜いてから作業をしますが このタイプのエアードライヤーは配管とホースを少し緩めて、 そこからエアーを抜きながら作業します。 まずエアーホース …

日野レンジャーJ07Eエンジン ファンベルトオートテンショナーの故障ここを見て!

目次 1 オートテンショナーとは? 2 実際にあった故障 3 プーリーの傾き具合で判断! 1 オートテンショナーとは? オートテンショナーとは ファンベルトの張力をスプリングの力で 一定に保つための部 …