- 目次
- 参考車種データ
- 実際の症状
- 作業内容
- 結果
- 感想
参考車種データー
車名 | 不明 |
形式 | 不明 |
原動機 | 不明 |
初年度 | 不明 |
走行距離 | 不明 |
備考 |
夜間で雨の中の作業で車両を覚えておらず(すいません) |
トラクターヘッド |
夜間遠方出張 |
実際の症状
商品車をトレーラに積み込みの際トラクター
ヘッドより作動油が飛び散ってオイルがすごい
勢いで漏れてきた。
作業内容
① 電話にて状況確認
ドライバーさんと電話にて車両の症状の確認。
油圧ホースあたりからすごい勢いで作動油が
漏れてくるとのこと。
② 出張準備
油圧ホースの破裂を推測し、出張準備を開始。
油圧ホースの種類と長さがわからないのでいろ
いろな油圧ホースを準備。
作動油が漏れて少なくなっているので給油用の
作動油(32番)を40リットル準備。
油圧ホースを固定するためのタイバンドを多数準備。
現地の清掃のことも考えてウェス等も多量に準備。
③ 現地に出張
準備した物を出張用の車両に積み込み、遠方の
ため燃料を満タンにして現地に向かう。
④ 作動油漏れ点検
現地到着後、実際に作動油の漏れ箇所を点検。
PTOを入れたとたんに、作動油タンクの横の
油圧ホースからオイルが飛び散ってきた。
急いでエンジンを止めオイルが漏れない
ようにし、油圧ホースを点検。
油圧ホースが破裂して裂けていることが判明。
車両の下に潜りどこに付いているホースか点検
したら、作動油のタンク~作動油ポンプ間の
油圧ホースであることがわかった。
⑤ 油圧ホースも交換
破裂した油圧ホースを外して長さ、太さ、
取り付け口を確認して、準備してきた油圧
ホースで合うのがあるか点検したが同じような
長さの物がなかったので長いホースを使い
取り回しを上手くやりながら長さを合うように
取り付け。
⑥ 作動油の給油
ホースの交換が終わったら作動油が漏れて足り
なくなっているので、トレーラー側のホイスト
の伸び具合を見て必要そうな量を給油。
⑦ 作動油の漏れ点検
E/Gを掛けてPTOをいれて油圧ホースから
漏れがないことを確認。
⑧ ドライバーさんに方向
作業自体は無事に終わったが長さの合わない
油圧ホースを付けているので、後日入庫して
もらい交換をしてほしいと報告。
⑨ 地面の掃除
修理が終わった車両を移動してもらい持って
きたウェスにて地面をドライバーさんと掃除
して作業終了。
結果
油圧ホースの破裂が原因による作動油漏れでした
がホースの劣化やひび割れ等なく見た目では
判断がつきませんでした。
感想
出張作業をする場合は使う可能性がある物は
何でも持って行くことが大事です。
油圧ホースは種類が多く太さ、長さ、取り付け口
の違うものがあるのでわからない場合は一通り
持って行くようにしましょう。
またジョイントコネクター等で変換したりする
こともあるのでこちらも一通り持って行きましょう。
参考までにどうぞ。
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