- EGRクーラー本体及びシリンダーヘッドの取り付け部清掃
EGRクーラー本体のガスケットを取ります。
アルミのケースなので240番ぐらいのペーパー及び
ワイヤーブラシとマイナスドライバー・スクレーパーで掃除をします。
ガスケットのノックの穴があるのでそこも綺麗に掃除します。
シリンダーヘッド側は60番のペーパーとワイヤーブラシ及び
スクレーパーで掃除します。エキマニの間なのでやりにくいです。
- EGRクーラー本体の取り付け、外した手順とおおむね逆手順
取り外し手順はこちらからお願いします。
掃除が終わったらEGRクーラー本体の取り付けガスケットを付けます。
ノックの穴にしっかり入れて落ちたりずれないようにします。
ラバーのスプレーグリスを塗ってヘッド側の当たり面の滑りを
よくしておきましょう。
取り外す時に取り付けボルトを入れた状態にして抜いたところは
ボルトを入れておきます。後から入れるのは大変です。
本体は重たいので持つ人と取り付けボルトを入れる人の
2人でやりましょう。
EGRクーラー本体の取り付けの下側は差し込み部が
取り付けのボルトに乗っかるようにできているので
後ろ側とエキマニの3番と4番の間はボルトを先に
入れておきましょう。
エキマニとブロックの間に上からまっすぐ降ろして入れます。
隙間が少ないのでガスケットがずれないように慎重に入れ
下側のボルトもうまく差し込みに入れながら降ろします。
取付位置まできたら、そこで保持して、もう一人の方にボルトを
2本ほど仮止めしてもらいましょう。
ガスケットと取り付けの穴の位置がずれないように先に
取り付けボルトを全部仮止めで入れてからしめます。
ウォーターダクトとウォーターパイプのクランプが付く
ブラケットはとも締めなのでここだけ仮締めで
遊ばせておいてほかの取り付けを締めてから外して
各部品を取り付けるごとに締め付けていきます。
- ウォーターダクトを取り付ける
ウォーターダクトをの取り付け部を掃除して
オーリングにラバーグリスを塗って取り付けます。
ここは取り付ける前に付けた方がいいかもしれません。
外した時の状況に応じてやりやすくやってください。
- EGRパイプブラケット及び水パイプ取り付け。
各差し込み部のゴムプラグを変えます。
かなり固いのでバイス台にかましてパイプレンチで
ゴムプラグを回して壊しながら取ります。
新品のゴムプラグも硬いのでラバーグリス等を塗って入れます。
私は水側の差し込み部のゴムプラグしか変えませんでした。
EGR側は悪くないのと外すのが大変なのでそのまま使いました。
ウォーターポンプブロックからEGRクーラー間の
水の短いホースを新品にします。ホースバンドを入れ忘れずに。
EGRパイプブラケットと水パイプを一緒につけます。
差し込み部を合わせつつ水のホースも入れます。
重たいうえにかなり入れにくいです。
差し込みとホースが入ったら取り付けボルトを入れて締めます。
水のホースバンドを締め付けます。
EGRクーラーの前側に水温センサーと
プラスチッククランプを取り付けます。
EGRパイプブラケット上部コネクターを取り付けます。
- EGRクーラーからインテーク間パイプ取り付け
取り付けフランジのガスケットと差し込み部ののプラグを
新品に交換して取り付けます。
私はプラグ部は悪くないのと外すのが大変なの
でそのまま使いました。
- E/G前側にあるラジエーターとE/Gをつなぐステーとブラケットを付けます。
ラジエーター側のボルト3本とファンシュラウドの上部ボルト2本に
EGRパイプブラケット側の取り付けボルト4本をボルトを入れて
仮決めしてから締め付けます。
- ラジエーターからサブタンクに行く細いホース2本を付ける
パイプ側をしっかり掃除して虫食い等あればボンドを塗って
新品のホースを付けましょう。
EGRクーラー取り付け2はこちらです。
取り外しはこちらです。