ホイストの取り付け
① キャップのシールを交換する
キャップを3連オーリングの対作品に交換
してシールキットを交換する。
カップの向きとバックアップリングの位置に注意。
オーリングとバックアップリングのずれ防止
のために固形のラバーグリスを塗りましょう。
ダストシールを入れる時はボックス等を
使って叩いて入れる。
ダストシール止めのスナップリングはかなり
強いのでしっかりあう工具でやりましょう。
3連オーリングの後ろに入るバックアップリング
を付ける時に下図のようにループさせて癖を作り
キャップ側にきくようにします。
これは入れる時にかみこまないようにするため
です。
② ピストン側のシールキット交換
シールキットを交換する時にカップの向きと
バックアップリング位置に注意。
オーリングとバックアップリングのずれ防止の
ために固形のラバーグリスを使う。
バックアップリングをループさせてかみ
こまないようにする。
③ ピストンにキャップを付ける
キャップを差し込む前にシールの向きと位置
バックアップリングの合わせ目がずれていないか再点検。
シャフトの先端とキャップの内側にグリスをたっぷり塗り
センターを出してシールがかみこまないように入れる。
硬いときはゴムハンマーなどでキャップをセンターを
出しながら叩いて入れる。
④ シリンダーにホイストを取り付ける
シリンダーの入り口とピストンとキャップに
グリスをたっぷり塗り滑るをよくする。
シリンダー側にごみ等ないか確認してセンターを
出してバックアップリングがかみこまないように
ピストンとキャップを見ながら慎重に入れていく。
⑤ キャップにロックのCリングを入れる
シリンダーにホイストが入ったらキャップを
奥まで入っているのを確認してシリンダー側の
溝に入るようにCリングをを入れる。
入っているのをしっかり確認しましょう。
この時外したCリングは歪みがでるので新品に
交換しょう。
⑥ 手動で車軸ロックができるか確認
ホイストを奥まで入れて回してロックさせて
ホイストを引っ張って確認する。
抜けてこなければ大丈夫です。
確認後ロックは解除しておきます。
作動点検の時にきいてしまうので。
⑦ 車軸ホイスト油圧ホースをつける
Cリングが入ったら油圧ホースを付けます
逆に付けないように注意します。
⑧ 作動及び漏れ点検
車軸伸縮用のサイドバーを外しているため
センサーが働かないので非常回路を使います。
破損するので誤作動に注意しましょう。
非常回路の説明はこちらから。
車軸ホイストの伸縮を繰り返してホイスト内部の
エアーを抜きます。張り出しと格納がしっかり
できるようになったら漏れ点検をして漏れがない
ことを確認します。